「国立科学博物館」ってどんなところ?
国立科学博物館は、1877年創立という古い歴史を持つ博物館です。
自然史と科学技術史に関する資料が約2万5000点も常に展示されており、日本最大級の規模を誇る日本で唯一の総合化学博物館です。
元々は「教育博物館」として開館し、その後何度か改称されて1949年にこの名称になりました。
「国立科学博物館」というスポットの特徴とは
国立科学博物館に着いてまず目に飛び込んでくるのは、全長30mものシロナガスクジラです。
海に潜ろうとしている瞬間をとらえた展示物で、その大きさに目を奪われます。
その他にも、D51型蒸気機関車やラムダ・ロケットランチャーなど屋外展示がいくつもあり、館内に入る前から国立科学博物館は始まっているといっても良いでしょう。
国立科学博物館の施設は「日本館」と「地球館」の2つがあります。
日本館の建物は国の重要文化財に指定されていて、ネオルネサンス様式のまるで教会のような美しさが特徴です。
地下1階から地上3階まであり、日本列島の生い立ちや日本人の歴史などを学ぶことができます。
地球館は2015年に改装され、日本館とは対照的な近代的な建物です。
地下3階から地上3階までと非常に広く、その中には自然や科学技術についての展示がたくさんあります。
恐竜の化石を見ることができたり、物理学の体験型スペースがあったり、宇宙に関する衛星や探査機の展示などもあります。
「国立科学博物館」には見どころがいっぱい!
国立科学博物館の見どころを施設ごとに挙げるとすると、日本館の見どころはまずその建物でしょう。
上空から見ると飛行機の形をしていて、ステンドグラスがとても美しく、外国の教会を訪れたかのようです。
展示物にも見どころはたくさんで、日本人が創り出した天球儀などの科学技術が展示されていたり、古代の日本人がどんな暮らしをしていたのか、どんな生き物がいたのかなどを、目で見て学ぶことができます。
忠犬ハチ公のはく製が展示されていることにも注目です。
地球館の見どころは、迫力ある巨大な恐竜の化石がまず挙げられます。
復元骨格が展示されており、恐竜がどのような大きさだったのかを体感できます。
また、たくさんの哺乳類と鳥類のはく製が展示されるエリアの圧巻な臨場感は必見です。
その他には、科学と技術がどのように進歩してきたのかを学べたり、360度シアターで自然や宇宙など7種類もの映像を楽しむこともできます。
体験型の展示スペースも多くあり、間近で標本や化石を見たり触れたりできます。
日本館1階にはミュージアムショップがあり、お土産の購入が可能です。
展示物に関係するぬいぐるみやステーショナリー、書籍以外にお菓子も販売されているので、楽しい思い出の締めくくりに記念のお土産を買って帰るのもおすすめです。